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『トントン葺き』とは? 瓦屋根葺き替え工事
投稿日:2022年3月31日 (木)
投稿者:酒井 貢
『トントン葺き』 とは
正式名称-「枌(そげ)葺き」
枌(木を薄く削った板)を重ねて屋根に葺いていくこと。重ねて貼ることで防水の役割を持たせています。
『トントン葺き』の名前の由来は、その昔、釘を2回「トントン」と叩いて枌を固定していたことから来ています。
トントン葺きの屋根の葺き替え工事をする場合、トントン葺きのままでは新しい瓦を葺くことはできません。
トントン葺きの上にベニヤを重ねて貼り、防水ルーフィングを敷き、法律に基づく瓦工事のガイドライン工法【PDFhttp://www.kawara.gr.jp/report/rimg/guideline.pdf】に沿って工事をします。
大きな災害の後はガイドラインが更新されやすいです。
基本的に施工方法は常に厳しくなってきています。
使用する釘の素材まで指定されています。
緩くなることはおそらくないと思いますので、基本情報は常に把握しておきましょう。