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富山市 S様邸棟瓦積み直し工事

投稿日:2019年12月5日 (木)
投稿者:池上 紘平

皆さんこんにちは、本店池上です。 
 
寒くなり、朝なかなか布団から出られない...。 
多少部屋が暖かくても、布団の中のぬくもりを振り払って起きるのには覚悟が必要ですね。 
 
我が家は蓄熱式の暖房機を使っていますが、いよいよフルパワーにしないと追いつかなくなってきました。 
 
 
さて本日ご紹介のS様は、ご近所の屋根職人さんから「お宅の屋根ズレてますよ」と指摘を受け、 
古くから付き合いのある私に相談くださいました。 
 
屋根に上がってみると、確かに棟瓦のズレが。 
悪質訪問販売業者の常套手段でもあるため半信半疑ではありましたが、そのような業者ではなかったようですな。 
 
しかし、何度も工事をお任せいただいており信頼をいただいているとのことで、当社で任せていただくことに。 
 

大雪の影響で、棟が引っ張られてズレてしまう。 
20年以上前の施工方法だと、このような症状になりやすい。 
 
冠の中は土が詰まっている。 
雨水などの影響でその土が流れ出てしまうため、ズレ(崩れ)安くなるのが原因。 
 
 
せっかくなので、工事の流れをご紹介します。

冠とのし(冠の下の平たい瓦)の解体

土の撤去 
瓦と瓦の間に、湿ったルーフィング(防水シート)が見える

めと(オレンジ色っぽいもの) 
風雨などによる逆流の防止

しっくい塗り(めとの部分) 
ナンバン(土の代わりに入れる固着剤)

のし積み

冠瓦の取付 
上部を錆びないステンレスで縛る

とてもきれいに仕上がりました。 
 
調査時に大雪によるものだと判断できたので、火災保険を利用されることを提案。 
 
保険屋さんからの補助も出たため、S様はほとんど手出しなく工事ができて、大変喜んでいただきました。 
 
S様今回も頼ってくださりありがとうございました。 
今後ともよろしくお願いいたします。