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外壁をはぐって施工することのメリット
高岡店 富田です。
古い外壁をリフォームするときに施工方法はいくつかあります。
塗り替え、貼り替え、既存外壁に新しい外壁を重ねるカバー工法です。
今回は貼り替えするメリットをお伝えします。
貼り替えすることのメリットは
①断熱材を入れられること
②はぐることで建物の補強をすることができること
③外壁の裏で傷んでいるところを直すことができることです。
外壁をはぐることによって傷んでいるところを見つけて補修することができます。
上の写真は筋交いが白蟻に喰われていました。この機会に取り替えします。
土台も喰われていました。土台は入れ替えすることが困難な為柱等の加重のかかる部分を継ぎ足して補修します。
断熱材が無い状態や熱抵抗値の低い断熱材を性能の高い断熱材に入れ替えることもできます。
昔の外壁下地は間隔が広いのでやり替えすることで現在の規格の下地間隔で施工することができます。
壁の弱い部分を規定の施工方法で構造用合板を貼ることで補強することもできます。
貼り替えのデメリットは外壁をはぐる為まとまった晴れの日に施工しなければいけないこと、外壁のはぐり処分費用がかかること、重ね貼りに比べて施工日数がかかることです。
外壁の施工方法にはそれぞれメリット、デメリットがあります。
現在の外壁の状態から適切な施工方法を選ぶことが大切です。